■最強のAI弁護士の使い方
① chatGPT等と同じテキスト入力フィールドに自由形式で質問ください。納得いくまで何度でも同じ質問しても平気です。
② AIは、あなたに寄り添ってくるので、優しくなってきたら「厳しく評価してください」など敢えて厳しい回答を求めてください。
③ テーマやトラブルが異なる場合は、「新規ノート作成」
AIは、会話・質問履歴を記憶し、回答します。GPTはそれで利用者にカスタマイズされていきますが、法律相談や訴訟の場合は、過去の質問・回答履歴を引きずらず、リセットする必要があります。履歴は、同じトラブルで分析したいときに有効ですが、AIの履歴をリセットすることで、真っ白な状態から分析できるようになります。
④ 履歴の途中で、質問内容をフォーカスする方法
長い履歴になると、AIは、過去の重要な部分に対して、ノイズが入ります。そのような場合は、回答の一部をコピー・アンド・ペーストして、その部分を再度、質問に加えるか、回答の中の段落的なタイトル部分を指定し、「◯◯の内容を再度精査した上で回答してください」と付け加えます。
⑤ AIは証拠調べできません。
裁判で最も重要なのは「証拠」ですが、AIはその証拠調べをしないため、提示した証拠は「性善説に立って評価します」これは、証拠が必ず正しく採用されるという前提になるため、本物の裁判で、裁判官の証拠の採用に際して、心証主義(裁判官が自由に採用する証拠を選ぶ権利)が働くと結果が大きく変わります。
⑥ 甲号証、乙号証は添付しなくてよい
添付ファイルが増えると、消費トークン量が爆増します。⑤の通り、AIは証拠調べができないため、甲号証、乙号証の証拠書面の添付は必要ありません。必要なのは、訴状、準備書面と【証拠説明書】です。証拠説明書があると、書面の主張の補完がされ、より精度の高い分析結果が返ってきます。
⑦ 勝訴確率を鵜呑みにしない。あくまで方向性示しているだけ。
勝訴確率に一喜一憂しないでください。AIは証拠調べできないのと、相手の反論がない場合、あなたの主張や弁論を性善説で評価(有利に解釈)します。AIを使う最も有効な手段は、相手がどのような手を打ってくるか、自分の戦い方(主張)の弱みや強みを分析してもらうことです。AIを常に、相手の最強の弁護士に仕立て上げて、自分の訴訟を見直してください。
⑧ 感情を込めない、簡潔な文体を心がける
本人訴訟の最大の弱点は、どうしても被害意識が強くなり、書面に感情が組み込まれてしまう点です。もちろん感情的な表現は悪くありませんが、裁判官は感情主張は、基本スルーし、場合によっては心証を悪くしてしまいます。
「感情表現を排して、格式高い法的な文体に仕上げて」「添削して」などを使い、出来上がった書面を仕上げていくとよいです。その上で、2つ、3つ書面案を作り、最強のAI弁護士プロンプトの訴状・書面を評価採点するプロンプトを使い、どっちがよいか比較検討してください。
⑨ 判例の提示は信用しない
AIが判例を援用したときは、まず疑ってかかってください。AIの判例引用は多くの場合、間違っている場合があります。必ず判例の番号を、Google検索等で、本当に存在するかどうか確認した上で、援用ください。判例検索は、現在、開発中で、Legal
AIにはまだ組み込まれていません。法令の条文等も、裁判所に提出する前に、ダブルチェックすることをおすすめします。
AIは、人間の弁護士より、法的文書構成能力や文書生成能力、論理的思考と訴訟戦略立案において、遥かに優れていますが、引用する判例や法令がズレてしまっている可能性を常に頭にいれておいてください。
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